年末に時間が取れなかったから、年越してから感想記事。
見られて良かったー! という最終回!!
11話での動きは割と控えめな印象を受けたんだけど、最終話にその分を全部突っ込んできた感じで、めちゃくちゃ動いてた!
今回一番動いてというかアニメーションしてて凄いと感じたのは、船外に出て戦ってる時の描写。
特に、爆発で背景(正確に言うと背景ではないんだろうけど)がブロック状になってバラバラに吹っ飛んでいくところ。
あんなに細かく他の背景と違和感なく吹っ飛ばせるとか、見てるとき思わず「ぅわあ……」って声出た。
先生とボロス様が空中戦してる時の動きも三次元的で、ものすごく迫力あって満足が凄い。
そういえば、どこ情報だったか忘れたけど、作画か何かのカット数が通常のアニメ1時間分使われているとかいう話を見たなあ。
この満足感はそのお蔭かもしれない。
話の構成もとても面白かった。
アニメ見始めて途中から単行本買ってWeb漫画のほうも読み始めたから、話の大まかな流れは既に分かっているのに、それでも面白い。
「ああー、ここもう展開分かるし見なくてもいいや」ってならなかった。
ONE先生が脚本加わってて加筆修正&追加があるから、ってだけではないと思う。
個人的にここは入れて欲しいな(途中からだけど)って部分はしっかり入ってるし、熱い場面・カッコいい場面は、更に熱くかっこよくなってた。
理想のアニメ化ってこういうことをいうんじゃなかろうかみたいな(あくまで個人的な基準だけど)、そういう感じ。
最後の一応Cパート(になるのかな)でジェノスが現れるところ、最初のほうの先生の登場シーンを彷彿とさせる構成で、とてもきれいなCパートの締め。
ONE先生や村田先生が関わってるからというのも当然あるんだろうけど、やっぱりこういう端々からの面白さとか小ネタ的なところにすごく制作スタッフの愛を感じる。
「脚本良くても他がだめでやっぱりダメ」「作画や動きは良いんだけど、話がちょっと」という作品には出会うから、両方揃ってるこの作品はやっぱりスタッフの熱意と愛で作られてると言っていい気がする。
(まあ、ワンパンマンのシリーズ構成・脚本の方がやってるルパンの脚本回好きだったし、この方の書く脚本が好きだっていう要素が強いのかもしれないけど、それはそれで良いや。)
そういえばED曲が変わってて驚いた。
これ今までのED曲のカップリング曲か。
なんだかよくわからないけど、お得な感じ。
最終話のあのEDの入り方だと、今回のED曲のほうが合ってる気がする。
それにしてもカップリング曲をこういう形で使うのって、知らないだけかもしれないけど結構珍しいような。
なんにせよ、すごくきれいにまとまって終わって良かった!
次があるなら、次はガロウ編だから、話の切りどころが難しいかもしれないが、でもアニメの話の中にガロウ一応出てきたし、内容としても2期できそうな話の流れだったし、期待。
Web版とコミック版でガロウ編の話の流れが微妙に変わってきてるようなので、そこらへんはアニメ2期の布石という感じに前向きにとらえよう。
こんなところで言ってもしょうがないけど、アニメスタッフの方本当にお疲れ様でした。
面白いアニメをありがとうございました!