まさかのヴァルキリードライヴで胃をきりきりさせた後に、うしとらでも胃をきりきりさせるとは思わなかった。

キリオ、視聴者的には斗和子さんが敵だって分かってるだけに、見てて辛い。
しかも、斗和子さんの演技から、こいつ下衆で相手のことを本当に道具としてしか思ってないというのがビシバシ伝わってくるから（さすが林原閣下）、かなり来た。
見てる分には、クインはキリオのことをちゃんと一個人として扱ってるっぽくて、そこだけ救い。
クインがこれでなんかあったら、精神的に割と「うわぁ……」になる。

この回の斗和子さん見てて思ったのだけど、白面の者は幾つか分身のようなものを持てるのかな。
昔の中国にタイムスリップしたとき、皇帝の側室（女官？）が何人か合体して白面の者が姿を現してたけど、合体した側室は全部白面の者と考えていいのね。
何人か並んでる側室のうち、画面最前の人だけが白面の者ということではなく。
もしそうなら、皇帝もう誰選んでもそれは白面の者、という状態になってたのか。
内側から滅ぼすのは止めだ的なことを白面自身が言ってたけど、内側から滅ぼす方法というのも、かなり確実で用意周到だったわけね。
暴力的に滅ぼされるか、じわじわ内側から滅ぼされるかの違いだけで、白面の者に目をつけられた時点でこの国詰んでたのがよく理解できた。