それも左右とか、見逃した……。
16話の感想と混じるけど、ヴライが変身して無双して、一般人巻き込んで街の中央焼き払ってたら、そりゃ怖くもなる。
殲滅戦といってもなあ……。
ハクじゃなくてもあれは引くわ。
16話でハクが言ってた「みんな戦慣れしてる」ってのは、14話の時に戦闘場面見たときに若干胸につかえてたことだったから、あのくだり、なんだか共感してしまった。
普段アニメ見てるときとか小説やマンガ読んでるとき、そこまで共感はしないんだけどな。
あと、16話のこの場面でハクが「何もできなくて守れなかった」的なこと言ってたのは、個人的な考えと相まって印象深かった。
「守れなかった」系主人公が苦手なんだけど、ハクはそういう感じしなくて非常に好感が持てる。
そもそもハクは「守れなかった」系主人公ではないと思うんだけども、字の上では同じような台詞なのに、話してるキャラに対してこうも抱く印象違うとは。
まあ、ヴライの人型の時の戦闘場面で某北斗神拳思い出したとかは措いといて。
ムネチカの戦い方がなかなかえぐかった。
壁出現させて、倒して圧殺とか、うわあ……。
15話視聴する前にムネチカの戦闘場面のキャプ見たんだけど、赤黒い帯が画面上から下にあったやつ、なんのことかわからなかった。
見たら「これだったのか……」ってなってしまった。あの赤黒いの血かよ。
エントゥアの父君とオシュトルとの戦いの後のオシュトルのカット、たいへん自分得でした。
狂言誘拐のときのハクとオシュトルの手合せシーンといい、このアニメの逆光表現、ほんときれいで好き。
なお、15話の一番の笑いどころは3方向からのカメラ。
3回も同じ話の中で使うとか。1回だけならインパクトある描写だけど、3回やったら個人的には笑いどころになってしまってた。
16話は、上記のハクが落ち込んでた場面除くと、あとは裸と筋肉の宴のところが印象強すぎて強すぎて。
宴会でそっと話してたけど、マロロ借金のかたに従軍してたのか、苦労してんなあ……。
率直にいってマロロはメインキャラじゃないし、いつ話から退場してもおかしくないだけに、主要キャラとは違った方向で心配になる。ほんと退場しないでほしい。
キウル君はまあ、初めてを無くしてしまったけれど、話から退場はしそうにない気がするので、そこらへんは安心して見られる感じ。
そういえば、ヤクトワルト、ちゃっかりというべきなのかわからないけど、都まで同行してるのね。てっきりゲストキャラかスポット参戦的な扱いだとばかり。
オウギは、宴会メンツの中では(まだ)常識人に見えてしまった(ただの錯覚)。
どうでもいいんだが、みんな酔ったら脱ぐのかよ!ミカヅチとか率先して脱いでるし!オウギも脱がそうとしてるし(なんかあれ素面でふざけてやってるようにもちょっと見えたんだけど)!
悪い酒だな、おい!
女性陣の反応は、アトゥイは軽く流すと思ってたので、予想通り。クオンもある程度予想通り(ハクへのあの対応は致し方なし)、ネコネさんも、まあ、そうなるわな。ノスリはちょっと意外だった(アトゥイ系で軽く流すかと思ってた)。ルルティエ様は、指の間から覗き見るとか予想通り過ぎ。しかも「夢か幻か」っていってたから、むしろラッキーという考えだととってよさそうな発言が。回れ右したのは薄い本を厚くするために帰ったとかじゃないよね、ルルティエ様……。
次回は予告からしてSFばりばりだー!
といっても前作やってるから、それは知ってたんだけど。
そういえば、帝の耳は亜人の耳ではないから、一応「人類」になるのかな。
そのあたり、もしかしたらやるんかな。
1話で画面の中に伏線があるのを明示してるから、見てる時にある種の緊張感がある。
とは言っても、面白くなかったらそういうのも要らない要素になってくるけど、これはいい仕事してる。
1話で気になったのはバイト先の店長だったけど、ここでは何事もなく、小学生へリバイバルしてったな……。
2話は、ケンヤが気になる。が、2006年のほうでそれっぽいキャラはいなかったような。
それにしても、「今の記憶を持ったまま過去に戻れたら」というのはそこそこ見る質問だけど、実際大人の記憶と考え持ったままで過去へ戻ったら、周囲に合わせるの大変だなと、このアニメ見て思ったわ。
あの年代はあの年代特有の考えがあって、後から見たらそれはばかばかしくなったり、どうでもいいかもしれないものだったりするわけで。
そのばかばかしく感じる価値観を持ったまま子供時代もう一回とか、ストレスこの上ない。
その価値観出したら、冷めてるとか言われて仲間外れにされそうだし、隠そうとしても滲み出る何かはあるからなあ。
なんというか、一度築けた関係だからといって、過去へ戻ったときに再度同じような関係を築いていけるかというと、それは微妙。
主人公とクラスメイトのやり取りを見てると、伏線がどうのという緊張感ではなく、この子(主人公)クラスメイトともう一回うまくやっていけるのかなという緊張感というか不安で、ちょっとはらはらした。
2話でED付いた。
メロディーとしては梶浦さんだけど、歌ってるのがさユりさんだから、面白いことになってるな。
梶浦さん系の曲では聞いたことのない感じ。
まあ、今のところ一番の驚きは、主人公の母親が高山みなみさんだったことだけど。
とても久しぶりのマロロだ!
それにしても上司がデコポンポなのか、胃がきりきり痛みそうで気の毒である。
あと、話の流れが、こうなんとなくマロロ退場しそうで怖い。
マロロほどではないけど、少し久しぶりのココポ。
つ、強い……。
間のCM見るにルルティエ様はココポに乗って戦うんだろうけど、今回の話はそうでもなかったな。
ココポとマロロは、出てくると和んで嬉しいんからもっと出てきてくれー!
村の人質奪還作戦、煙出てるってことは、え、人質助けるためとはいえ村に火を放ったの?
それじゃあ、敵さんのやろうとしてること(焼き討ち)とかわらないんじゃ
――と思ってたら、双子の出してた魔法の煙で、村に実害無いようで良かった良かった。
こういう、なんか筋通らないんじゃね?的なところ、どうしても気になるから、この持って行き方は個人的にほっと一息。
戦場のシーンはもうちょっとモブの団体戦っぽいのを見せてくれてもいいのよ?という感じだったけど、ハク一行の個人戦描写に満足。
ノスリ姉上、頭から湯気出てるの可愛かった!
アトゥイは強いな……。ネット見てたら戦闘狂とかバーサカーモードとか物騒な単語が並んでたんだけど、なんだあれ。
枠的にはカルラと同じ扱いっぽい?
今回の話は、全体通してハクが現実的で、ある意味現代人的な考えを一貫させてたのが好印象。
仕方ないけど見捨てる、という選択肢があったあたり、現実的だと思う。
人質奪還の際は、陽動使って必要最低限の攻略で好感触。
(それに村方面に行ったあの人数・キャラで無双されても、話としてはちょっと……。)
ハクは、頭は回るけど基本的にやる気がないってのが今まで描写だったのに、村の人質奪還作戦の時にいきなり「よし助けるか!」って熱く描かれたり、陽動をせず真正面から切り込むってのも違和感がすごくなるし、今回の話の展開と描写には満足。
構成・脚本にもよるんだろうけど、特に「頭の良いキャラ」はハズレが多い印象があるから、今回のは良かった良かった。
頭良い設定で、なんでそこで正面全力突破やねん!とか、見たくないんだよッ!
見てた印象からすると、実体化というより次元の壁超えました系だったぞ。
設定ザルすぎやしないか。
――と思ってたんだけど、校庭に現れたファントムを倒した後の舞の動きで「ん?」となり、玲奈のラッキースケベで「もしかして」となり、お色気に全振りしたリンボーダンス見て、「これはそんな設定とか話とか考えちゃいけないやつだ」と悟りました。
それはともかく。
1話でどういう系の話かわかるようにしてくれるのはありがたい!
これはシリアス重め展開にならなさそうな感じ。
ながら視聴でゆるく見る感じになりそう。
動きとか表現は(話の内容はともかくとして)やっぱり京アニだから良かったし。
以下に細部ちょいちょい感想。
あのラッキースケベのパンツ見えてる表現は捻ってて面白かった。
ネットで「京アニはパンツ見せない」というのを見たけれど、個人的には完全に見えてるより、いかにして見えそうで見えないように自然に隠すかに力注いでくれてるほうが嬉しい(謎の光線は論外として)。
秘すれば花という言葉もあるくらいだし、見えるまでが花ではないかと。
舞さん、セルフで胸揉んで何やってるんだ……。
あの場には主人公らしかいなかったけど、あれ他の場所でもやってんのかな。
それだとさすがにやばいんじゃあ、という気しかしない。
あと、リンボーダンスの時の胸を揺らして~のくだりの胸の動きは完全にギャグ、作画と動きが良いギャグ。
なんだあれ(ぽかーん)状態でテレビの前にいたわ。
そういえば京アニの今回の胸のラインと動き、リアル寄りで、かつ、きれいで柔らかそうで凄く好み。
甘ブリのときは揺れそうなところでも全然動いてなくて、さすがにそれは不自然じゃないかという感じもしたけど、今回は良いか悪いかは措いといて逆方向に振り切った印象。
(さすがにヴァルキリードライヴのレベルまでは振り切らんだろうけど。)
まあ、このアニメの感想書くのは気が向いた時ぐらいで基本書かないな、こりゃ。
にしても、なんでこの作品をアニメ化しようと思ったんだろ。
そしてなんでこの話を京アニは受けたんだ。謎すぎる……。
色々仕込まれてるのだけわかる以外、双子の巫女は今のところ謎。
宴会で水芸してたけどあれは魔法なんだろうか、芸なんだろうか。
すごくどうでもいいことなんだけど、気になって……。
魔法だったら、なんていうか、能力の無駄遣い的な……いや、世界設定的には別にかまわないのか。
そういえばOPの映像はなかなかネタバレしてるというのをネットの感想で見たけど、たしかに12話まで見ると、これはかなりのネタバレOP。
オシュトルとウコンが同一人物ってのは早々にばらしたから、これ以上のものはないと思ってたんだけどね!
まさか飴屋のおっちゃんとミカヅチが同一人物とはね!
OPでなんでこの飴屋のおっちゃん出てるんだろうとは思ってたけど、いやあ道理で。そりゃOP出るわ。
にしても、そういうことが新OPに変わる前の最後(つまりこの12話)で分かるようになってる構成、すごく好き。
ちゃんと話が練られて作られてるのがよく分かる。
ちなみに今回一番笑ったのは、宿にアンジュのお供で来たムネチカがルルティエに薄い本をせがむところ。
目が、顔が、生き生きつやつや熱いまなざし。
これはもうその道から戻れそうになさそう……。
(アニメ公式ページの、十二話カット1参照)